リハビリテーション科
リハビリテーションとは
リハビリテーションとは、怪我や病気によって生じた後遺症を軽減し、患者様の機能や生活の質を改善するために重要な役割を果たす医療の一つです。
後遺症として患部の関節の動かしにくさや筋力低下などの身体機能に「障害」が残ってしまうと怪我の再発や他の怪我を引き起こす原因となり、十分な治療ができたとは言えません。
そのため、怪我をした後や手術後に早い段階からリハビリテーションを開始し、機能障害を最低限に抑えることがとても大切です。
理学療法士がリハビリテーションを行うことにより、身体機能だけでなく心にも寄り添う治療を行うことができます。
怪我をすることや手術を受けることは非日常的な出来事であり、著しく日常生活が障害されます。
痛みが起きる前や手術を受ける前よりも身体機能が向上することを一緒に目指していきましょう。
チーム医療体制
医師と理学療法士が連携を密に取り、チームとして患者様に最適なサービスを提供します。
リハビリテーションの流れ
1.診察
医師が問診にて症状をお聞きし、身体診察と適切な検査にて診断を行います。
2.リハビリテーションの開始
リハビリテーションの専門職である理学療法士による運動療法を開始します。
3.リハビリテーションの実施
リハビリテーションでは怪我や病気によって生じた後遺症に対して検査を行い、後遺症による生活にどのような問題が生じているかを見極め、解決に向けて最善の方法を計画します。
リハビリを行なった結果、目標が達成できているか効果を判定し、後遺症に対する改善および対処方法の獲得ができているか判断します。
スタッフ紹介
大谷尚史(おおたになおふみ)
経歴
福井県福井市出身
2001年 | 国立宇都宮大学教育学部保健体育専修卒業 |
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2004年 | 福井医療技術専門学校卒業 |
2004年〜2023年 | 医療法人健康会嶋田病院 |
資格
- 理学療法士免許
- 小・中・高教諭1種免許状(専門体育)
- 赤十字救急法救急員
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
- 認定理学療法士スポーツ理学療法
- FTEX institute FTA3級、FOI3級、FEX4級
学術・教育活動
2012年 |
福井県医・科学委員会トレーナー部研修会講師 「病院勤務の理学療法士が行うAT活動について |
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2013年 |
障がい者中級スポーツ指導員養成講習会講師 「コンディショニングとトレーニング」 |
2014年 |
福井県運動器理学療法研究会学術大会発表 「左肩Latarjet法術後の高校男子ハンドボール選手に対する競技復帰プログラム」 |
2015年 |
福井県放射線技師会学術講演会講師 「脊椎におけるスポーツ疾患のリハビリについて」 |
2015年 |
第19回福井県理学療法学術大会職域拡大セミナー講師 「スポーツの分野で理学療法士は何ができるのか?」 |
2016年 |
第20回福井県理学療法学術大会シンポジウム講師 「大腿骨近位部骨折術後急性期に対する理学療法(心疾患の合併)」 |
2023年 |
運動器認定理学療法士臨床認定カリキュラム講師 「疾病・障害特異的理学療法の実際(多関節運動連鎖の評価と理学療法)」 |
学会・社会活動
2006年〜 | 北陸高校男子ハンドボール部トレーナー |
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2012年〜 | 福井県運動器理学療法研究会理事 |
ごあいさつ
こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの大谷尚史です。理学療法士として20年、北陸高校男子ハンドボール部トレーナーとして17年、様々な疾患に対するリハビリテーションやトレーナー業務に対応してまいりました。スポーツ外傷や障害、日常で起こった急な痛み、慢性的な痛み等でお悩みの方は、ぜひ一度当クリニックにお越しください。経験と知識、技術を駆使して皆様に笑顔と元気をお届けできるようサポートさせて頂きます。また、早期競技復帰やパフォーマンスの向上、外傷・障害の予防等についても気軽に相談頂けたらと思います。
南建伍(みなみけんご)
経歴
福井県福井市出身
2014年 | 若狭医療福祉専門学校卒業 |
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2014年~2023年 | 福井厚生病院 |
資格
- 理学療法士免許
- 福井県糖尿病療養指導士
ごあいさつ
こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの南建伍です。痛みや痺れ、身体の動かしにくさなど生活の中でお困りの方はちょっとしたことでもいいので気軽にご相談ください。
さまざまな症状に対して不自由なく生活が送れるように患者さまの生活にあったリハビリを提供して参ります。
一緒に頑張っていきましょう。
西田和志(にしだかずし)
経歴
石川県七尾市出身
2018年 | 国際医療福祉専門学校七尾校 卒業 |
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2018年~2023年 | 金沢古府記念病院 |
資格
- 理学療法士免許
- 入谷式足底板 中級
- 日本足病学協会JPAフォームソティックス 中級
学術活動
2021年 | 石川県病院協会 研究奨励賞受賞 「人工股関節置換術後に機能的脚長差による歩行能力低下を呈した症例に対し、腰椎側屈可動域の拡大を図った1症例」 |
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2023年 | 石川県理学療法学雑誌 掲載 「人工股関節置換術後に機能的脚長差によるDuchenne徴候と逆Trendelenburg徴候を認めた症例に対し、腰椎側弯に着目した1症例」 |
ごあいさつ
こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの西田和志です。
出身は石川県ですが、ご縁があり福井県の皆さまのために、リハビリスタッフとして働かせて頂けることとなりました。
私は院長が目指している「おひねりプログラム」に大変感銘を受け、実現に向けて尽力していきたいと思っております。
私の仕事に対するモットーである「患者さまの満足度のために」を心がけ、良いサービスをご提供できればと思います。
皆さまにお会いするのを心より楽しみに待っております。
松浦 美穂(まつうら みほ)
経歴
福井県坂井市出身
2011年 | 福井医療短期大学卒業 |
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2011年〜2020年 | 大森整形外科リウマチ科 |
2020年〜2023年 | 介護老人保健施設.デイケア.デイサービス |
資格
- 理学療法士免許
学術活動
2012年 |
東海北陸学術大会 「人工股関節置換術後に総腸骨静脈から腓骨静脈まで巨大血栓を認めた症例に対する理学療法」 |
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ごあいさつ
こんにちは、さくら通り整形外科の松浦美穂です。
私は以前整形外科に勤務しておりました。出産を期に、家庭との両立を図るため自宅近くの介護施設に移動し、介護保険を利用したリハビリテーションも学んでまいりました。
子供達の成長と共に、また整形外科分野に戻りたいとゆう思いが強まっていた頃に院長先生にご縁をいただきました。
皆様との出会いに感謝し、1日1日を大切に、リハビリを通して理学療法士としても1人の女性としても、成長していきたいです。「患者様とご家族の笑顔のために」をモットーに色んなことを学ばせていただけたらと思っています。
久保田 真弓(くぼた まゆみ)
経歴
福井県福井市出身
2004年 | 福井医療技術専門学校卒業 |
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2004年〜2006年 | たなか整形外科•眼科 |
2007年〜2016年 | 福井大学医学部附属病院 |
2016年〜2023年 | リハビリ特化型デイサービス 新田塚アークリハ |
資格
- 理学療法士免許
学術活動
2007年 |
第23回東海北陸学術大会 「歩行補助具選択におけるバランス評価の検討」 |
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2008年 |
理学療法福井、第12回福井県理学療法士学会 「ポジショニングを実施した重症度障害児の一症例」 |
2008年 |
第24回東海北陸学術大会 「平行棒内Time Up and Go Testの有用性の検討」 |
2009年 |
福井県糖尿病懇話会 「糖尿病患者に対する院内歩行路の設定が活動量に与える影響」 |
2009年 |
第25回東海北陸学術大会 「糖尿病患者に対する院内歩行路の設定の試み」 |
ごあいさつ
こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの久保田真弓です。
身体を調子の良い状態へ導き、保つことが出来るよう、サポートさせていただきます。私自身3児の母であり、子連れでの病院受診には抵抗がありました。泣いたらどうしよう‥と。しかし当クリニックは赤ちゃん連れ大歓迎です。産後トラブルに悩まされている方もお気軽にお越しください。
運動療法
患部に対する筋力や柔軟性を向上させることで患部自体の機能回復を促します。
また、患部以外の筋力や柔軟性の向上に取り組むことで痛みの原因となる患部へのストレス軽減も図っていきます。
当クリニックでは、理学療法士による各患者様の身体状況に応じた個別の運動療法プログラムを提供します。
また、ヨガCPYを今後導入していき、より患者様の個別性に合わせながら、最善のサービス提供に努めます。
物理療法
痛みを緩和するために使用されます。
当クリニックでは、電気治療や温熱療法、体外衝撃波などの最新の物理療法機器を取り揃えております。
これらの治療法は、患者様の痛みを和らげ、治癒を促進するために役立ちます。
生活指導
怪我や病気の原因として普段の生活習慣や動き方の癖により、慢性的なストレスが患部に加わり、痛みが出現することがあります。
当クリニックでは理学療法士という専門のスタッフにより、患者様のライフスタイルに応じた生活改善の提案もさせていただきます。
また、患者様の「いつまでも元気に歩きたい」といったご要望を尊重し、当院スタッフが実現に向けて全力でサポートさせていただき、生活の質の向上に努めます。
設備
当クリニックは100m2と広大なスペースに最新の医療機器を取り揃えており、最先端で最適な医療サービスを提供しております。
近年、注目を集めている医療機器として体外衝撃波治療を導入しております。
慢性的な痛みの原因として言われている疼痛部位の異常な神経増殖にフォーカスすることで治療を図ります。
衝撃波により異常な神経増殖を消失させることができます。
その結果、痛みもなくすことができるという治療法です。
足底腱膜炎などでお困りの方はぜひ当クリニックの受診を検討してみてください。
Q&A
Q1:リハビリはどのような服装がいいですか?
A:動きやすい服装であれば何でも構いません。可能であれば運動靴が良いでしょう。
Q2:リハビリはどのくらいの頻度で通えば良いでしょうか?
A:患者さまの状態に合わせて、理学療法士が適切なリハビリ頻度を設定させて頂きます。お仕事などで定期的な通院が難しい方でも無理のない頻度でリハビリを続けて頂けるよう、理学療法士が適切なリハビリメニューをご提案させていただきます。
Q3:どういう人がリハビリテーションを受けられるのですか?
A:はい。原則どなたでも受けられますが、まず当院の整形外科を受診して頂き、スポーツによるケガや整形外科疾患で医師からリハビリ科へ処方が出た場合に受けることとなります。
Q:4リハビリテーションはどんな事をするのですか?
A:担当の理学療法士がケガや疾患の状態を評価し、必要な運動療法のプログラムを指導します。その為、患者さんの状態に合わせてリハビリ内容が異なります。運動療法はご自宅でも継続して実施できるようご自身で行えるものを中心に指導しています。医師の指示を元に患者さんのニーズもお聞きし、ご自身が積極的に取り組める計画を立てています。
Q5:リハビリの予約を変更したいのですが?
A:可能ですので、当院にお電話いただき、お名前とリハビリ予約券に記載のリハビリ予約日時をお伝えください。予約変更希望日時を複数日ご提示いただくと、予約がスムーズに進みますのでご協力をお願いいたします。連絡方法については電話、LINEで対応可能です。LINEでの予約変更は2日前までとなりますので、前日や当日の変更については電話でご連絡ください。リハビリ専用回線の番号は0776-58-2890です。また、当日や直前のキャンセルはできるだけお控えいただき、キャンセルの連絡なくリハビリに来られない場合には、当クリニックでのリハビリをお受けできなくなる可能性がありますのでご注意ください。なお、担当理学療法士の予約状況によっては、ご希望の日時に変更できない場合もございますので、予めご了承ください。多くの日程でご予約が埋まっておりますので、変更後の予約が少し先になることもございます。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
Q6:前回リハビリをしてから「時間が経ってしまった」のですが、リハビリをまた受けられますか?
A:1ヶ月以上空いてしまっているときは、再度、整形外科の受診が必要です。
Q7:介護保険を持っている方でも利用可能ですか?
A: デイケアや訪問リハビリを利用されている患者様でも、治療する目的に応じて柔軟に対応いたします。当院での介護保険認定者へのリハビリ期間は3ヶ月としています。必要に応じてケアマネジャーと相談し、リハビリ終了後のプランについても検討していきます。
Q8:リハビリは予約を取らなくても受けることができますか?
A:当院のリハビリは完全予約制となっております。初回予約は、医師からのリハビリ開始指示が必要となります。
Q9:リハビリは担当制ですか?
A:はい。当院のリハビリは原則担当制です。担当制にすることで、より詳細に患者様の状態を把握することができます。また、初診からゴールまで一貫した治療が可能となります。
Q 10担当の理学療法士がお休みの場合、どうすればよいですか?
A:担当の理学療法士がお休みの場合は、他の理学療法士が代わりに担当させて頂きますので遠慮なさらずご相談ください。