MRIとは?


MRI(エムアールアイ)とは核磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)のことで、「磁気共鳴」という現象を利用して、体内の様子を画像化する原理です。原理について詳しく説明すると長くなってしまうので、今回は省略しますね。この原理を利用している検査がMRI検査になります。

オープン型MRIの特徴

このページをご覧の皆さまの中には、MRI検査について、「あの狭いトンネルに入るのが苦手」「音が大きくて緊張してしまう」――そんなご不安やご経験をお持ちの方が少なくないと思います。閉所が苦手な方や大きな音が苦手な方にとっては検査そのものが大きな負担になってしまうこともあります。
そこで当院が導入しているのが、左右が開いて視界が広い“オープン型(開放型)MRI”です。トンネル型(筒状)とは異なる開放的な構造により、狭い空間に入らずに検査を受けられるため、圧迫感や不安感がぐっと和らぎます。写真に写っているのは実際の当院のMRI室です。

「閉所が心配で検査を先延ばしにしていた」「過去に途中でやめてしまった」という方でも、オープン型なら検査が受けやすくなります。痛みやしびれの原因を正確に調べ、適切な治療につなげる第一歩として――“受けやすいMRI”という選択肢を、知っておいてください。

患者さんにやさしい3つのポイント

圧迫感の軽減

トンネル型MRIでは狭い空間に入るため閉塞感が強く、閉所恐怖症の方には大きな ストレスとなっていました。これに対し、オープン型MRIは側面が開放され広々としているため圧迫感がほとんどありません 。開放的な構造のおかげで、「狭い所に閉じ込められている」恐怖を 感じにくくなっています 。

静音設計で音の負担が少ない

検査時のガガガ、ゴゴゴという工事現場のような騒音がオープン型MRIでは抑えられており、音によるストレスや疲労感が軽減され、落ち着いた環境で検査を受けられます 。

身体的・心理的負担の軽減

上の項目にも書かれているようにオープン型MRIは視界が開けていて騒音の負担も少ないため、からだ・こころの負担が総合的に軽くなります。その結果、不安が少なくなり、安全かつスムーズに検査を進めやすくなっています。

こんな方に向いています!

  • 狭いところや大きな音が苦手な方、閉所恐怖症の方
  • 不安感が強く、できるだけ落ち着いた環境で受けたい方
  • トンネル型MRIでつらい思いをした/途中で中断してしまったご経験のある方
  • 見通しのよい環境で安心して受けたい方
  • 初めてのMRIで不安が強い方

オープン型MRIとトンネル型MRIの比較

オープン型(開放型)MRI 従来型(トンネル型)MRI
空間・視界 左右が開けた開放構造で視界が広い 筒状構造で視界が限定される
圧迫感・閉塞感 圧迫感が少なく、閉所恐怖の方でも受けやすい 閉塞感が強く、ストレスになりやすい
音の負担 静音設計で騒音の負担が少なめ 「ガガガ」「ゴゴゴ」などの大きな機械音を感じやすい
心理的・身体的負担 開放感と音配慮で不安・緊張が軽減しやすい 狭さ・騒音により緊張や恐怖を感じやすい
検査の継続しやすさ リラックスしやすく、途中でやめてしまう心配が少ない 不安や不快で中断につながることがある

よくある質問(FAQ)

閉所恐怖症でも受けられますか?

A.左右が開けた“開放的な構造”で視界が広く、圧迫感や不安感が少ないため、閉所が苦手な方でも受けやすい検査環境です。

検査中の「音」が心配です。

A.オープン型MRIは静音設計で、ガガガ/ゴゴゴといった騒音がトンネル型MRIに比べ抑えられているので、落ち着いた環境で検査を受けられます。

子どもやご高齢の方でも大丈夫?

A.視界が開けていて不安が少なく、付き添いやスタッフの見守り・声かけもしやすい構造のため、安心して検査に臨みやすいです。

以前トンネル型でつらく、途中で中断したことがあります。

A.オープン型はリラックスしやすく、不安や不快感による中断リスクを減らせます。従来型でつらい経験のある方にも向いています。

妊娠中ですが、MRI検査を受けられますか?

A.MRI検査は最近発明された検査であり、妊娠中の胎児に対する影響については有害であるという報告は確認されていませんが、
まだまだ不明なことが多いです。よって当院では妊娠の期間を問わず、妊娠中の方のMRI検査は基本的はお断りさせていただいております。妊娠中で当院にてMRI検査をご希望される方はあらかじめ、産婦人科の医師とご相談ください。

ペースメーカーが入っていますが、MRIは可能ですか?

A.当院ではペースメーカーを装着されている方のMRI検査はお断りさせていただいております。

最後に――あなたの“治したい”に寄り添って

MRIは「原因を正しく見つけ、最適な治療につなげるための手段」です。当院では、結果のわかりやすいご説明と治療提案を心がけております。「閉所が不安」「音が心配」「途中でやめてしまわないか怖い」――そのお気持ちに寄り添い、オープン型MRIでできるだけ リラックスできる検査環境 を整えています。無理に検査を勧めることはせず、必要性や代替手段も含めて誠実にご案内します。
「早く良くなりたい」その願いを、私たちは全力で支えます。気になる症状や不安があれば、どうぞお気軽にご来院ください。