健康はコストではなく投資。30代・40代経営者が今から見直したい身体づくり

SAKURA Executive顧問

健康はコストではなく投資

こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの宇賀治 修平です。

30代・40代の経営者や役員、管理職の方は、仕事の中心として最も忙しい時期を迎えている方が多いのではないでしょうか。

会社の成長。
新規事業。
採用。
人材育成。
売上管理。
現場対応。
家庭との両立。

やるべきことが多く、毎日があっという間に過ぎていきます。

その中で、つい後回しになりやすいものがあります

それが、

自分自身の健康管理です。

30代・40代は、まだ大きな病気を実感しにくい年代です。

そのため、多少の疲れや不調があっても、

「まだ若いから大丈夫」
「寝れば何とかなる」
「忙しい時期が終わったら運動しよう」
「健康管理にお金や時間をかけるのは、まだ早い」

と思ってしまいやすい時期でもあります。

しかし、実際には30代後半から40代にかけて、身体は少しずつ変化していきます。

・疲れが抜けにくくなった
・睡眠の質が落ちてきた
・体重が増えてきた
・お腹まわりが気になる
・集中力が続きにくい
・肩こりや腰痛が慢性化している
・健康診断で少しずつ数値を指摘されるようになった

こうした変化は、いきなり大きな問題として現れるわけではありません。

最初は「少し疲れやすい」「昔より太りやすい」「朝がつらい」くらいの小さな違和感から始まります。

健康管理は、不調が大きくなってから始めるものではなく、働き盛りの今から整えておくことが大切です。

今回は、30代・40代の経営者や役員、管理職の方に向けて、健康を「コスト」ではなく「投資」として考える重要性についてお伝えします。


30代・40代は、無理が効くからこそ後回しになりやすい

30代・40代は、仕事の責任が増え、会社や組織の中心として動く時期です。

一方で、体力的には「まだ無理が効く」と感じやすい年代でもあります。

多少寝不足でも働ける。

忙しくても食事を抜けば何とかなる。

運動不足でも、今すぐ困るわけではない。

腰痛や肩こりがあっても、湿布やマッサージでその場をしのげる。

このように、目の前の仕事を優先して、自分の身体のサインを後回しにしてしまう方は少なくありません。

・睡眠時間が短い
・外食やコンビニ食が多い
・会食や飲酒の機会が多い
・運動する時間がない
・移動やデスクワークが多い
・痛みがあっても我慢している
・健康診断の結果を見ても放置している

こうした生活が続くと、少しずつ身体に負担が蓄積していきます。

怖いのは、すぐに大きな症状が出るわけではないことです。

そのため、気づいたときには、体重、血糖、脂質、肝機能、筋力、睡眠の質などに変化が出ていることがあります。

30代・40代は「まだ大丈夫」と思える時期だからこそ、早めの健康投資が大切です。

健康を「コスト」と見るか、「投資」と見るか

経営者の方は、普段からさまざまな投資判断をしています。

広告に投資する。
人材に投資する。
設備に投資する。
システムに投資する。
学びや研修に投資する。

どれも、会社の未来をより良くするための判断です。

健康管理も同じように考えることができます。

健康管理にかかる時間や費用は、短期的には「支出」に見えるかもしれません。

しかし、その目的は、将来の自分の働き方を守ることです。

・疲れにくい身体をつくる
・集中力を維持する
・判断力を落とさない
・睡眠の質を整える
・体重や血液データを管理する
・腰痛や肩こりを放置しない
・長く良い状態で働き続ける

これらは、仕事のパフォーマンスに直結します。

健康は、将来の自分のパフォーマンスを守るための投資です。

「病気になってから治す」だけでなく、

良い状態で働き続けるために、今から身体を整える

という視点が大切です。


30代・40代経営者に起こりやすい身体の変化

30代・40代は、見た目には元気でも、身体の中では少しずつ変化が始まります。

特に経営者や管理職の方は、生活リズムが不規則になりやすく、身体の変化に気づきにくいことがあります。

 

1. 疲労が抜けにくくなる

以前は一晩寝れば回復していたのに、最近は疲れが残る。

朝から身体が重い
午後になると集中力が落ちる
休日も仕事のことが頭から離れない。

このような状態が続く場合、単なる忙しさだけでなく、睡眠、栄養、血糖、肝機能、ストレス、ホルモンバランスなどが関係している可能性があります。

疲労感を「忙しいから仕方ない」と片付けてしまうと、仕事の質や判断力にも影響することがあります。

2. 体重・腹囲が増えやすくなる

30代後半から40代にかけて、体重やお腹まわりの変化を感じる方は少なくありません。

経営者の方は、会食、外食、移動、長時間のデスクワークが多くなりやすい傾向があります。

その結果、

・体重増加
・腹囲の増加
・血糖値の上昇
・脂質異常
・肝機能の悪化
・尿酸値の上昇

などが起こることがあります。

健康診断で「少し高いですね」と言われていても、症状がないため放置されがちです。

しかし、こうした数値の積み重ねは、将来の病気のリスクだけでなく、日々の疲れや集中力にも影響することがあります。

「まだ症状がないから大丈夫」と自己判断してしまうのは注意が必要です。

3. 睡眠の質が落ちやすい

経営者や管理職の方は、仕事が終わっても頭の中が休まらないことがあります。

明日の予定。
資金繰り。
採用の悩み。
社員との関係。
新規事業の不安。
家庭との両立。

布団に入っても仕事のことを考えてしまい、寝つきが悪くなる方もいます。

また、睡眠時間は確保していても、朝起きたときに疲れが取れていない場合もあります。

睡眠の質は、集中力・感情の安定・判断力に関わる大切な要素です。

4. 肩こり・腰痛・姿勢の崩れが慢性化する

長時間のパソコン作業、車移動、会議、スマートフォン操作が続くと、首・肩・腰に負担がかかります。

最初は軽い肩こりや腰の重だるさでも、放置すると慢性化することがあります。

・首や肩が常に重い
・腰が張っている
・長時間座るとつらい
・朝起きると身体が硬い
・運動不足で疲れやすい
・姿勢が悪くなってきた

整形外科の視点では、痛みや姿勢、筋力低下は、仕事のパフォーマンスにも関係します。

痛みがあると活動量が減り、さらに筋力が落ち、体重も増えやすくなるという悪循環につながることがあります。


健康投資で見直したい5つのポイント

健康投資というと、特別な治療や高額な検査をイメージされるかもしれません。

しかし大切なのは、今の自分の状態を知り、無理なく改善を積み重ねることです。

 

1. 採血データを見直す

経営では、売上、利益、原価率、稼働率などの数字を見ます。

同じように、身体にも見るべき数字があります。

・血糖
・HbA1c
・脂質
・肝機能
・腎機能
・尿酸
・炎症反応
・栄養状態
・ホルモン関連の項目

数字を見ることで、感覚だけでは気づけない身体の変化を把握しやすくなります。

採血データは、身体のコンディションを知るための大切な指標です。

2. 睡眠の質を確認する

睡眠は、毎日の仕事の質を支える土台です。

睡眠時間だけでなく、

・寝つき
・夜中に目が覚める回数
・起床時の疲労感
・日中の眠気
・いびきや睡眠時無呼吸の可能性

なども確認することが大切です。

「寝ているはずなのに疲れが取れない」という場合は、睡眠の質を見直す必要があります。

3. 体重だけでなく体組成を見る

体重だけでは、身体の状態は十分にわかりません。

同じ体重でも、筋肉量が多いのか脂肪が多いのかで意味は大きく変わります。

健康投資として身体づくりを考える場合は、

体重だけでなく、体脂肪率・筋肉量・腹囲・内臓脂肪の状態を確認することが重要です。

4. 痛みや姿勢を放置しない

慢性的な腰痛、肩こり、首の痛み、膝の痛みは、単なる不快感ではありません。

仕事中の集中力、移動、会議、出張、運動習慣に影響します。

痛みを放置すると、運動不足、体重増加、疲労感につながることがあります。

整形外科では、痛みの原因だけでなく、姿勢、筋力、柔軟性、歩き方なども含めて確認します。

5. 続けられる仕組みをつくる

健康管理は、気合いだけでは続きません。

忙しい経営者や管理職の方ほど、無理なく続けられる仕組みが必要です。

・定期的に身体の状態を確認する
・採血データの変化を見る
・体重や腹囲の変化を記録する
・睡眠や疲労感を振り返る
・痛みや運動機能を定期的に確認する

小さな改善を積み重ねることで、将来の身体づくりにつながります。


健康投資は、仕事のパフォーマンスを守るための準備

30代・40代の健康投資は、将来の病気を防ぐためだけではありません

今の仕事の質を守るためにも重要です。

疲れにくい身体。
集中できる頭。
よく眠れる状態。
動きやすい身体。
気持ちに余裕がある状態。

これらは、経営者や管理職にとって大切な仕事道具とも言えます。

自分の身体を整えることは、仕事のパフォーマンスを守るための準備です。

忙しいからこそ、後回しにしない。

まだ大丈夫だからこそ、今のうちに整える。

この考え方が、長く良い状態で働き続ける土台になります。


SAKURA Executive顧問という考え方

姿勢や運動機能を評価する身体づくり

当院では、経営者・役員・管理職の方の健康を、単なる病気の有無だけで見るのではなく、

働き続けるための身体づくり

という視点で考えています。

SAKURA Executive顧問では、医師が継続的に健康状態を確認し、採血データ、睡眠、栄養、運動、体組成、男性更年期、AGA、ED、生活習慣病リスクなどを総合的に評価します。

ただ薬を出すだけではなく、

・疲労感の原因を考える
・睡眠の質を確認する
・採血データを見直す
・ホルモンや代謝の状態を確認する
・筋力や運動機能を評価する
・生活習慣の改善策を考える
・必要に応じて治療や専門医紹介を検討する

という形で、経営者の身体を継続的に支援していく考え方です。

薬の定期便ではなく、経営者の健康戦略顧問として身体を支える。

すべての不調が一つの検査や治療で解決するわけではありません。

また、改善のスピードには個人差があります。

だからこそ、継続的に状態を確認しながら、その方に合った健康管理を考えていくことが重要です。

詳しい内容や具体的な流れについては、下記URLにてご案内しております
ご興味のある方は、ぜひご確認ください

 


まとめ

30代・40代は、仕事でも家庭でも責任が増える時期です。

まだ無理が効く年代だからこそ、自分の身体のことは後回しになりがちです。

しかし、健康は失ってから考えるものではありません。

健康は、これからの働き方を支えるための投資です。

・疲れにくい身体をつくる
・睡眠の質を見直す
・採血データを確認する
・体重や腹囲を管理する
・痛みや姿勢を放置しない
・集中力や判断力を支える
・長く良い状態で働き続ける

こうした取り組みは、すぐに大きな変化として見えるものばかりではありません。

しかし、経営と同じように、小さな改善の積み重ねが将来の差になります。

健康はコストではなく、未来の自分のパフォーマンスを守るための投資です。

会社の未来を考える経営者こそ、自分自身の身体を一度見直してみてはいかがでしょうか。

Q&Aコーナー

経営者
30代でも健康投資は必要ですか?
院長
はい。30代は大きな不調を感じにくい時期ですが、生活習慣や睡眠、体重、血液データの変化は少しずつ始まります。早い段階で状態を知ることで、40代以降の働き方に備えやすくなります。

 

経営者
健康診断を受けていれば十分ではありませんか?
院長
健康診断は大切ですが、疲れやすさ、睡眠の質、集中力、筋力低下、肩こりや腰痛などは十分に見えにくいことがあります。病気の有無だけでなく、働き続ける力を見る視点も大切です。

 

経営者
忙しくて運動や食事管理が続きません。
院長
経営者や管理職の方は忙しいからこそ、完璧を目指すよりも、続けられる仕組みを作ることが大切です。採血データや体組成を見ながら、生活の中で無理なくできる改善策を一緒に考えていきます。

当院での対応

疲労、睡眠、体重、採血データ、運動機能、加齢に伴う身体の変化などを一度見直したい方は、

お気軽にご相談ください。

 

さくら通り整形外科クリニックでは、経営者・役員・管理職の方が長く良い状態で働き続けるための身体づくりを、医療の視点からサポートします。
この記事を執筆した人
宇賀治 修平
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会整形外科専門医
  • 日本足の外科学会認定医
  • 日本スポーツ協会認定スポーツドクター
  • 日本骨粗鬆症学会認定医
  • 日本整形外科学会認定リハビリテーション医