交通事故 後の腰痛 治療 としてマッサージ は有効?整形外科医が解説
こんにちは、さくら通り整形外科クリニックの宇賀治 修平です。
交通事故のあと、
このような症状が出ることがあります。
そのとき、
「マッサージをすれば良くなるのでは?」
と考える方も多いのではないでしょうか。
確かに、交通事故後の腰痛では筋肉の緊張が原因となることが多く、マッサージが役立つこともあります。
しかし一方で、
マッサージだけでは改善しないケースも少なくありません。
今回は、
・交通事故後の腰痛の原因
・マッサージが有効なケース
・整形外科で行う治療
についてわかりやすく解説します。

交通事故後の腰痛とは
交通事故では、身体に強い衝撃が加わります。
その衝撃によって
が起こり、腰の痛みが出ることがあります。
事故直後はそれほど痛くなくても、
ことも少なくありません。
これは事故によって傷ついた筋肉や靭帯に炎症が起こり、徐々に症状が出てくるためです。
そのため、交通事故後の腰痛は早めに状態を確認することが大切です。
マッサージはどんなときに有効?

交通事故後の腰痛では、筋肉の緊張が強くなっていることがあります。
筋肉が緊張すると、
といった症状が出やすくなります。
このような場合、
筋肉をやさしくほぐすマッサージ
によって、
・血流を改善する
・筋肉のこわばりをやわらげる
・身体を動かしやすくする
といった効果が期待できることがあります。
マッサージだけでは改善しない理由
交通事故後の腰痛は、
筋肉だけの問題とは限りません。
事故によって
ことがあります。
そのため、
マッサージで一時的に楽になっても
という状態を繰り返すことがあります。
これは、
身体の動きそのものが改善していないため
です。
交通事故後の腰痛では、
・筋肉
・関節
・姿勢
などを総合的に整えることが重要です。
整形外科で行う手技療法とは

整形外科のリハビリでは、
手技療法
という治療を行うことがあります。
手技療法とは、
理学療法士が手を使って
治療方法です。
腰の痛みがある場合でも、
・骨盤
・股関節
・背中
などが影響していることがあります。
運動器リハビリとの組み合わせが重要
交通事故後の腰痛では、
運動器リハビリテーション
が重要になります。
運動器リハビリでは、
などを行います。
マッサージや手技療法で
筋肉をほぐす
だけでなく、
身体を正しく動かせるようにする
ことが大切です。
質問コーナー


筋肉の緊張が原因の場合は症状が軽くなることがあります。
ただし、関節の動きや姿勢の問題がある場合は、リハビリなどの治療を組み合わせることが重要です。


事故直後は炎症が強い場合があります。
そのため、まず整形外科で状態を確認し、適切なタイミングでリハビリを行うことが大切です。


レントゲンは主に骨の状態を確認する検査です。
そのため、筋肉・靭帯・関節などの問題は写らないことがあります。
交通事故による腰痛は、筋肉や靭帯の負担が原因となることも多いため、症状に応じた治療やリハビリが必要になる場合があります。


症状の程度によって異なりますが、数週間から数ヶ月程度続くことがあります。
交通事故のケガは、最初は軽く感じても後から痛みが強くなることもあるため、症状に合わせて治療やリハビリを続けることが大切です。


湿布や痛み止めは、痛みをやわらげる治療です。
しかし、交通事故による腰痛では筋肉の緊張や関節の動きの低下が関係していることがあります。
そのため、身体の状態に合わせてリハビリを行うことで、回復しやすくなることがあります。
交通事故後の腰痛は放置しないこと
交通事故後の痛みは、
と放置されてしまうことがあります。
しかし、適切な治療を行わないと
こともあります。
腰の痛みが続く場合は、早めに整形外科へ相談することをおすすめします。

動画での解説はこちら
交通事故後の治療について、動画でもわかりやすく解説しています。
文章だけではわかりにくい部分も、動画で見ると理解しやすい場合がありますので、ぜひご覧ください。






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